パテントマップ EXZ Plusはこんなソフトです。
パテントマップ EXZ Plus は、生成AIを活用して、特許調査・分析の各工程を支援するソフトです。検索式作成、特許公報の査読、課題・解決・用途・効果の抽出、ノイズ判定、ダイジェスト作成、独自分類、マップコメント、出願人統合までを支援し、特許情報をより早く、より深く、より使いやすい分析情報へ変換します。従来のパテントマップ EXZ が「特許情報を可視化する」ソフトであるのに対し、EXZ Plus は「特許情報を読み解き、判断材料化する」ための生成AI拡張版です。
パテントマップ EXZ Plus の位置づけ
パテントマップ EXZ Plus は、従来のパテントマップ EXZ のマップ作成・可視化機能に、生成AIによる各種機能を加えた特許分析支援ソフトです。
- 特許情報を集計
- マップで可視化
- 出願傾向分析
- 調査テーマの検討
- 検索式作成支援
- 内容を整理
- 課題や用途を抽出
- 分析項目を整える
- マップ分析を深める
- 情報の共有
- 出願人の名寄せ支援
EXZの「可視化」に、生成AI機能による「読解・分類・文章化」を加え、特許情報を判断材料へ変換します。
パテントマップ EXZ Plus の3つの機能
- 調査テーマの検討支援
- 検索式作成の支援
- 分析項目の自動付与
- 条件による仕分け
- ダイジェスト化
- 分析結果のコメント作成
- イベント表示
- ツールによる情報共有化
- 出願人名寄せ
1.分析設計機能
調査テーマを整理し、生成AIを活用する準備を整える
特許調査を始める前の技術整理・検索式作成を支援する機能群です。調査対象技術の全体像を把握し、検索キーワードや特許分類の候補を整理することで分析につなげます。
マインドマップ機能
調査対象技術を入力すると、生成AIが関連キーワードを階層構造で展開し、技術の全体像をマインドマップとして可視化します。調査開始前の技術整理、検索キーワードの洗い出し、課題・解決手段・用途・効果などの分析観点の整理に活用できます。開発者、知財担当者、調査担当者の認識合わせに活用できます。
検索式作成支援機能
調査対象技術をもとに、生成AIがキーワードや特許分類を含む検索式の作成を支援します。サーチャーが行う予備検索、キーワード検討、分類指定、本検索の流れを補助し、検索式作成の初期検討や試行錯誤を効率化します。作成した検索式は編集・調整でき、一部商用特許検索エンジンへの取り込み用にCSV/TSV形式で出力できます。
2.生成AI分析機能
特許公報を読み取り、分析に使える項目へ変換する
取得した特許母集団に対して、生成AIが公報内容を読み取り、分析に必要な情報を整理する中核機能です。公報を読む、ノイズ特許を判定する、要約する、独自分類を付与する、といった作業を支援し、マップ分析に利用できる項目として保存できます。
査読とフラグ化
公報を生成AIが読み取り、発明の課題、解決手段、用途、効果を抽出し、フラグ化します。公報に記載された技術的特徴を分析用の観点として整理できるため、課題×解決、用途×効果、出願人×課題などのマップ分析に展開できます。人手による公報読解の前段階として、技術内容の一次整理を支援します。
ノイズチェック
絞り込んだ母集団の中から、分析対象として適切な公報か、対象外と考えられる公報かを生成AIが判定します。広めに取得した検索結果から、調査テーマに合わない文献を確認する作業を支援します。判定理由も取得できるため、除外判断の確認や母集団精査にも利用できます。
ダイジェスト化
発明の名称、要約、請求の範囲などの公報文章をもとに、発明のポイントを指定文字数以内で短く整理します。公報要約だけでは把握しにくい技術内容を一覧上で確認しやすくし、スクリーニング、重要文献確認、報告書作成の下準備を支援します。
フリー分類
ユーザーが自由に設計した分類コードや社内分類を、特許1件ごとに生成AIで自動付与します。用途、課題、解決手段、材料、製品分野など、調査テーマに応じた独自の分析軸を作成できます。査読とフラグ化だけでは表現しにくい観点を、マップ分析用の項目として利用できます。
また、画像解析にも対応しており、インポートした画像項目やリンク先のHTMLに掲載された画像を生成AIが読み取り、分類に活用できます。たとえば、特許公報の図面に含まれる化学構造式からIUPAC名の候補を抽出するなど、テキスト情報だけでは把握しにくい内容の分析や分類を支援します。
3.アウトプット支援機能
分析結果を読み解き、共有しやすい形に整える
作成したマップや分析項目をもとに、マップ読解・説明、情報の共有化、名寄せを支援する機能群です。分析結果を確認するだけでなく、報告書コメントの作成、打ち合わせでの共有、出願人別分析の精度向上までを支援します。
マップ生成AIコメント機能
作成済みマップの内容を生成AIに読み込ませ、分析コメントやレポート文を作成します。ランキング、シェア、時系列、マトリクスなどのマップについて、増加傾向、集中領域、特徴的な交点、参入・撤退傾向などを文章化できます。マップ読解時の省力化と、報告書コメント作成を支援します。
生成AI時系列イベント機能
作成した時系列マップの内容を生成AIに読み込ませ、母集団テーマにおいて重要と推定されるイベントの候補を生成します。出願件数の推移だけでは読み取りにくい技術動向の転換点や背景を年単位で言語化し、時系列マップの読解を支援します。取得した内容はマップのサブタイトルへ反映でき、報告書や説明資料の作成にも活用できます。
出願人統合機能
取り込んだ出願人名を生成AIに読み込ませ、名称変更や表記ゆれを統合します。複数表記による集計上の分散を低減する作業を支援し、出願人ランキングや企業別マップの集計精度向上を支援します。旧社名・新社名、日本語表記・英語表記、略称などが混在するデータの整理を支援します。
ダッシュボード機能
作成済みのマップを活用し、打ち合わせやプレゼンテーションで使いやすい画面を作成できます。複数のマップ、テキスト、画像を組み合わせ、分析結果を説明しやすい形に整理できます。マップを見ながら論点を確認し、選択部分から関連文献の検索/リスト出力も行えます。
その他の機能
分析の精度・処理効率・使い勝手を高めるための機能です。生成AIへの指示の作り込み、モデルの応答特性の調整、処理の高速化に対応します。
システムプロンプトの編集に対応
査読・フラグ理由・ノイズチェック・ダイジェスト・フリー分類などの手動プロンプトで、ユーザープロンプトに加え、AIの振る舞いや応答方針を制御するシステムプロンプトも編集できます。分析の目的や観点に合わせて応答方針そのものを調整できます。
モデルの推論量・冗長性を指定可能
対応するモデルでは、推論量(reasoning effort)と冗長性(verbosity)を指定できます。難しい読解には推論量を高め、簡潔な出力が欲しい場合は冗長性を下げるなど、精度・出力量・処理コストのバランスを調整できます。
手動プロンプトに項目・キーワードを適用可能
手動プロンプトでは代入変数を利用でき、特許ごとにインポートした出願人名やIPCなどの項目、指定したキーワードをプロンプトに差し込めます。これにより、各公報の情報を反映した分析指示を作成できます。
複数行の同時処理に対応
査読・フラグ化やノイズチェックなどで、最大同時処理行数を設定して複数の公報をまとめて処理できます。1件ずつ順番に処理する場合と比べ、複数件を並行して処理することで、処理時間を短縮できる場合があり、大量の母集団の分析を効率化します(APIのTPM・RPMの上限にはご注意ください)。
ご利用にあたっての注意点
- 本資料は、2026年7月現在のパテントマップ EXZ Plus の機能概要をもとに作成したものです。記載内容、画面構成、機能名称、対応サービス、仕様、価格等は、予告なく変更、改良、追加、削除される場合があります。
- 本製品の一部機能は生成AIを利用しており、出力結果には事実と異なる内容、不正確な分類、過不足のある要約、根拠が不明確な記述、いわゆるハルシネーションが含まれる可能性があります。検索式、分析母集団、分類結果、出願人統合、マップコメント、報告内容等については、利用者の責任において原資料を確認し、必要に応じて専門家による確認を行ってください。
- OOpenAI APIまたはMicrosoft Azure上の生成AIサービスを利用する場合、入力情報および生成結果は、利用者が選択したサービス提供者の環境へ送信されます。モデル学習への利用、保存期間、保存場所、不正利用監視、人による確認の有無その他の取扱いは、利用するサービス、契約、設定、API機能および提供地域により異なります。利用前に各サービス提供者の最新の利用条件、データ処理条件およびプライバシー・セキュリティ資料を確認してください。
- OpenAI API、Azure OpenAI、ローカルLLM/オンプレミスLLM等の利用可否、料金、利用制限、対応モデル、応答速度、仕様変更、障害、提供終了等は、各サービス提供事業者または利用環境に依存します。API利用料、通信費、クラウド利用料、サーバー運用費等は、製品利用料とは別に発生する場合があります。
- 本資料に掲載している画面、図表、機能説明、利用例、出力例は、製品理解を目的とした例示です。実際の表示内容、処理結果、出力品質、処理時間、対応件数、利用可能な機能は、データ内容、設定、利用モデル、利用環境、契約内容、バージョン等により異なる場合があります。
- 本製品は、特許情報の分析、整理、可視化、資料作成を支援するソフトウェアであり、法的判断、権利有効性判断、侵害判断、鑑定、出願方針決定、事業判断その他の専門的判断を代替するものではありません。
- 文章、画像、データその他の情報を本製品に入力し、取得させ、または処理させる場合は、当該情報を本製品および選択した生成AIサービスで処理するために必要な権利または適法な権限を有していることを、事前に必ず確認してください。
- 第三者の著作権、営業秘密、プライバシーその他の権利、個人情報保護に関する法令、データベースの利用条件、ウェブサイトの利用規約その他の契約条件に違反する方法で、本製品を利用しないでください。
動作環境・ご利用条件
パテントマップ EXZ Plus のご利用には、対応する Windows PC 環境およびインターネット接続環境が必要です。
Excel 出力機能をご利用の場合は、Microsoft Excel(ブラウザ版は不可)が必要となります。また、生成AI機能をご利用の場合は、OpenAI API、Azure OpenAI、ローカルLLM/オンプレミスLLM等のいずれかの接続環境が必要です。
- OS
- Windows 11 日本語版
- ソフトウェア
- Microsoft .NET Framework 4.5.2 以上
- Microsoft Office
- Microsoft Excel 2021 以上
- 画面解像度
- 1024×768 ピクセル以上
- DPI設定
- 通常サイズ 96DPI
- 通信環境
- インターネット接続環境
- 生成AI接続
- OpenAI API、Azure OpenAI、ローカルLLM/オンプレミスLLM等
ご利用環境、社内ネットワーク、セキュリティ設定、生成AI接続方式によって、必要な設定や利用条件が異なる場合があります。詳細はお問い合わせください。パテントマップ EXZ Plus に関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。
お問い合わせ先
インパテック株式会社
〒435-0048 静岡県浜松市中央区上西町1115-1
TEL:(053) 465-3555
〒101-0025 東京都千代田区神田佐久間町1-14 第2東ビル706号
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